キャブセッティング


社外チャンバーをつけたりパワーフィルターをつけたりすると吸・排気の 抵抗が少なくなってパワーアップするのでそれに合わせてエンジンに送るガソリンの濃さを濃くしてやらないとエンジンがオシャカになってしまいます。
今の車は燃調がすべてコンピューター制御なのでマフラー交換程度だったら燃調合わせる必要ないですしカリカリチューンの場合でもキャブレター方式じゃない のでPC一つで燃調が出来て しまいますがほとんどバイクはキャブレターを採用していますので吸・排気の抵抗を無くす時には必ず!キャブセッティングをしましょう。これがめんどくさい と思う方 は社外チャンバーとかパワフィルとか付けない方が無難です。(パワフィル付ける時は僕も言ってましたがw)

で、キャブの何を調整するかと言うとご存知の方も居るとは思いますがアクセル全開の時ガソリンの濃さを決定する「メインジェット」と言うモノを交換(番手 を上げる→ガソリンの濃さを濃くする)します。

自分は75〜100までの番手がセットになっているものを購入しました。ちなみに車種によってキャブの種類が違いますので購入の際は気をつけてください。

キャブにはホースらしきものがたくさんついてますが外すのはとりあえず 1本で大丈夫です。最初のうちはホースいちいち外してやってましたが今はクランクケースだけ割れば出来る様になりましたww

ちょ〜っとキャブが汚いですがお許しを。。

そしてホースを外しましたら画像で赤と白で囲んであるボルトを外してく ださい。白で囲んであるボルトはメガネレンチが無い場合はメットイン外さないと外せませんよ〜。

ボルトを外すと黒い板みたいのが落ちてきます。これはガスケットですので無くしたりしないように!

はい、キャブが外れました〜。次に何をするかと言いますとキャブに溜 まってるガソリンを抜く作業をします。抜きたく無い人はそのままフロート室開けても問題無いですがガソリンが手や服にかかるかもしれないのでここで抜い ちゃいましょうw

赤で囲ってあるボルト(ドレンボルト)を緩めるとガソリンが横の口みたいな穴から出てきますので出終わるまで待ってください。
画像ではビニール袋で覆ってますが別に袋要らないですw


抜いたガソリンはこんな感じです。ほんの少しピンク色?

このドレンボルトはガソリンを抜き終わったら必ず締めてください!ゆる いままだとガソリンがフロート室に溜まらずエンジンかかりませんので。。

いよいよフロート室を開けます!フロートは2本のボルトで閉まっていま すのでこれを外してください。+なんでなめないように注意してください!自分は念のため六角ボルトに変えました。

はい!ついにメインジェットとご対面です!メインジェットの位置は画像 の通りです。これは−ドライバーで取れますので買ってきたジェットと交換してください。因みにスーパーdioの純正MJは#75です。

白で囲んであるスロージェットと言うのがありますが、これはアクセル半開以下の時にガソリンの濃さを調整するものなので特に交換する必要は無いです。バリ バリにセッティングを極めたい!って場合は別ですが。

これがメインジェットです〜。プラモのパーツ並に小さいので無くさない ように!

さて、これでメインジェット交換は終了ですが皆さんが一番疑問に思っているのは「どうなったらセッティングが出たってことになるの?」ってことだと思いま す。これは下〜上まで気持ちよく加速して行って上も一番伸びた状態のジェットの番手がベストです。

例えば、薄いと上に行くほど加速が鈍ります。そのまま高回転で回し続けている(オーバーレブ状態を継続する)とガソリンの濃さが薄いのでエンジンが壊れま す。
濃いと、高回転の伸びが無くなり最高速が伸びません。
大体薄い状態の方が普通に走れちゃいます。濃すぎる状態だと回転が上がらず、30km/h位しか出なくなります(汗

まぁ、何回か試していればキチンとセッティングが出るはずですので根気良くやってみてください!

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