ハイスピードプーリー取り付け


KOSOのプーリーを付けていた訳ですが、あまり速く無いことに気づき ました(WR9.5gx6で60km/hしか出ず。。)。なのでやっぱりここは王手で行こう!と思い、デイトナのプーリーを購入です。

お値段の方ですがKOSOはランププレート付きで\3200位でしたがデイトナはプーリー本体のみで\4800です(爆

プーリーを交換するにはクランクケースを開けないといけません。スー パーdio系のE/gはクランクケースが左右半分に分かれてるのでまずは左側から。

白く囲んであるネジをソケットレンチで外してください。画像はすでに外してあります。

外したネジです。左側は皆長さが同じです。

次は右側です。こちらも白く囲んである部分を外してください。

画像一番左側のネジは別に外さなくてもいけますが最初はガスケット等固着している可能性があるのでクランクケースを開けるのが始めての場合は外しましょ う。

外しました。右側はネジの長さが異なるので画像のようにすぐ分かるよう に外す前と同じ順番で並べておくと良いでしょう。

クランクケースが外れました。左がプーリー(無段変速機)で、右側がク ラッチです。

これはセルギアと言ってセルを使ってエンジンを掛けるときにこれが回っ てエンジンを掛けると言う部品です。

左のプーリー部分の端っこからポロっと取れるので取って置きましょう。

では、いよいよプーリーを外す作業に入ります。手っ取り速く言うと真ん 中の六角を外せば良いのですが回転する部分なので何かで固定しないといけません。

そこで「プーリーホルダー」と言うモノがありますのでそれを用意してください。画像の赤と黒の奴がプーリーホルダーです。これで固定した後、17mmのレ ンチ(出来れば画像と同じメガネタイプがお勧め)で思いっきり回しましょう。自分はサイドスタンドがあるので出来ませんが無ければ手で回すより足で踏んで しまえば一発です。

インパクトレンチがあれば楽なんですけどねー


六角が外れました。で、左が六角ボルト、右がドライブフェイスと言いま す。ドライブフェイスの真ん中にワッシャーがありますのでこれも無くさないようにしましょう。

ドライブフェイスはギザギザしてますがこれはホンダ車だけです。

ドライブフェイスを外すとやっとプーリーとご対面出来ます。ウエイト ローラーが入っていますのでそっと外しましょう。

外しました。左から順にプーリーボス、プーリー(プーリーの中に入って いる黒いモノがウエイトローラー)、ランププレート(プレートにくっついてる赤いモノがスライドピース)です。

自分が組み付ける前にプーリーの表面に油性マジックで線を引いておいた のですがその線が全て消えてませんね。

消えてないということは端まで使いきれてない=変速しきれてない=最高速が出ないと言うことです。駆動系チューンはプーリーをいかに端まで使い切るかと言 う事に限りますね。

要するにベルトをプーリーの端まで使い切れば最高速は大幅に上がる訳です!

では交換する前にKOSOプリとデイトナプリを比較してみましょうか。

言わなくても分かると思いますが左がKOSO、右がデイトナです。かなり微妙ですがデイトナの方が外径が大きいです。

今度は裏面、ウエイトローラー移動面を見てみましょう。

赤い線で指した部分の厚みを比べてみてください。厚みが厚いとローラーがその分外に移動しませんよね?薄ければローラーがその分外まで移動することによっ てプーリーも外側へ移動する=ベルトがプーリーの端まで移動するということです。上手く説明出来ないですね(^^;

この時はちょうどショットガンチャンバーを組んでいたのでWRは 9.5gを3つ入れましたがショットガンの場合軽すぎて走りませんでした(^^ゞ
話によるとショットガンのWR基準は36g〜だそうです。

今はグラスラを入れているのでWR10.5gx3で普通に走ります。ですがまだまだ軽いようです。

これがベルトです〜。普通のオートバイで言うチェーンって感じですね。

自分のはカメレオンファクトリーの強化ベルトが入ってます。大抵ベルトには回転方向の矢印が表記されてますので組むときは間違えないようにしましょう!

ちなみに今はKN企画さんのロングタイプベルトを組んでますw

交換すべきものはすべて交換しましたので組み付けに入ります。

まずプーリーとランププレートを組み合わせてからプーリーボスをプーリー中心に入れます。そしてプーリー本体をそっとクランクシャフトに通し、置くまで入 れてください。

次にベルトを通します。ベルトはクランクケース右部分のトルクカム側か ら掛けます。

画像のようにトルクカムの部分にしっかり掛けてください。純正のベルト等は長さが短いのでトルクカムにしっかり落とし込まないと↑の画像のようにプーリー ボスに引っ掛けられませんがカメファクのベルトは長いので楽に掛けられます(笑

ベルトをしっかりと装着し終わったらドライブフェイスを組み付けましょ う。

真ん中の六角はあまりキツキツに締めすぎると今度ばらすとき苦労しますしドライブフェイスが規定の位置より内側へ入ってしまったりするので程々にしてくだ さい。トルクレンチがあれば良いのですが自分は持ってないし買う気もないので適当に勘で締めてます(爆

ドライブフェイスを組みつけ終えたら忘れずにセルギアも組んでおきま しょう。

これは普通に指で押し込めば入ります。後はクランクケースカバーを元通り組み付ければ終了です。

                  ★インプレ★
グラスラを組んでからのインプレとなりますが、やっぱり低速が無くなりましたね。WRの可動面、プーリーフェイス共に中速〜高速重視になっているので仕方 が無いでしょうね。ただ中速からはとても気持ちの良い加速をしてくれます。(グラスラ入れてるのもあるんでしょうけど。。)
プーリー加工無しで最高73km/h、加工して調子良い時は80km/h、WRがヘタると75km/h位でした。(すべてメーター読み)
加工して全開で走った後、クランク開けてプーリー見ましたがまだ端っこに余地がありましたので最高速はまだまだ伸ばせそうです。
今後はWRの調整、プーリーの加工でさらなる最高速UPを目指していきます。

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