そこで駆動系のセンタースプリングという部品でクラッチミートの回転数を高めて低速のダルさを無くすことが出来ます。
言っておきますがスクーターはATだからと言ってクラッチが無いなんてことは無いですよ～。たまに「スクーターにクラッチなんて無いだろ！」と言う人も居 ますがそういう人に「スクーターにクラッチはあるぞ！」と堂々と言ってやりましょうｗ
自分はすでに社外品（デイトナ製）のセンタースプリングを組んでいるのですがこれは熱ダレが酷いので熱ダレしにくいと評判の良いカメレオンファクトリー製 に交 換したいと思います。
まずはプーリー交換同様クランクケースを割ってください。割り方はハ イスピードプーリー取り付け参照。
今回は右側のクラッチ側をばらしていきます。
以前ペンで引いた線がまだ残ってます。。78㌔出しても使い切れないと言うことは使い切ればかなり伸びますね！使い切れればですけど（汗
因みにこの穴の開いたカバー、「クラッチアウターカバー」といいます
プーリー外しを右足で踏みながら、メガネを左足で体重を掛けながら踏みましょう。この時メガネがしっかりはまっていないとボルトをなめてしまうので気をつ けて下さい
このナットの大きさは39mmなので専用工具が無いと外れません。専用工具は最寄のバイク屋さんに「スクーターレンチ」と書いて売ってるはずです。
因みにこの方法、どうやら「ラッコ」と言うみたいです。理由はラッコが貝を割る姿に似ているからだそうですｗ
ググってたら出てきましたｗｗ
（元ネタ発案の方ゴメンナサイm(__)m）
何故足で踏むかというとセンタースプリングは圧縮されながら装着されているのでナットが緩まると圧縮されていたスプリングが急に戻ろうとするので、普通に 外すとクラッチのアッパーカットをくらって死ねますので気をつけて下さい
ダセー靴orズボンはいてんじゃねーよとか言う突っ込みはナシでｗ
靴はNIKEでズボンはDADAですが何か問題でも？ｗ
黄色いのがデイトナの3%UPセンスプで、右側のがクラッチ本体です。
スプリングの下にあるのはトルクカムといいます
組み込む時誤ってセンスプをぶっ飛ばしてしまい、どっかへ消えてしまい泣きそうになりながらバイトだったので渋々デイトナのを組み込んでバイトに向かいま した。バイトからネガティブモードONのまま帰ってきてシートを掛けようとしたらころんと何かが・・・。「あ、あった」ってなことでシートの中にぶっ飛ん でました。この日は既にPM10:30を過ぎていたので組み込みは次の日に行いました。
★インプレ★
これはかなり良いですよぉ～！やっぱり評判良いだけありますね・・・。加速は熱ダレしてないデイトナセンスプより若干良い感じで、デイトナのようにすぐ熱 ダレせずにちょっとやそっと走っただけじゃ加速はいつも一定です。試しにフルスロットルくれてみるとデイトナの時よりクラッチミートの回転数がかなり上 がってました～。
そんで気になる最高速！ですがデイトナとあまり変わらず・・・。75は必ずオーバーするんですがここからの伸びが無い・・・。ベルトの磨耗も考えられるの で今度ドライブフェイスと一緒に交換しようと思います。ですが熱ダレせずに加速UPするので総合的にはかなりオススメですよ！
